〒659-0066 兵庫県芦屋市大桝町3-16 カサリナ7-201号室
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定休日 | 火曜・木曜・日曜 |
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※2017.3.17にブログで公開した記事を一部加筆修正し、転記しています(2020.6.15)。
催眠中は潜在意識とつながり、イメージが浮かびやすくなります。
意識的・意図的に心のガードを緩めて、普段は自覚していない、イメージにつながることができます。
そして、潜在意識はその人にとって必要なものを見せてくれる。
出てきたものには必ず何か意味があるのです。
催眠中はしっかりとイメージを追っていけるといいのですが、場面によっては、とても怖い、つらいということも。
こんな時、言いたくないことは言わなくてもいいし、やりたくないことはやらなくてもいいのですよ。
何かつらい記憶が蘇ってきても、見たくなければ「見ない」という選択もできます。
一旦目を開けて、終わったところから続きを見てもいいし、その場面を当事者の立場ではなく、体から離れて外から眺めることもできる。
催眠中のイメージは自由自在。
全て、自分でコントロールできるのです。
だから、
セラピストに操られるのでは?
言いたくないことまで言わされるのでは?
あのつらさを再体験するのでは?
なんて不安があるとしたら、心配しなくても大丈夫ですよ。
裏を返せば、本人が本気で課題と向き合おうとしていなければ、大した気づきも学びもないまま終わってしまう恐れもあるということです。
意識(顕在意識)では「治したい」「変わりたい」と思っていても、潜在意識では「治したくない」「変わらない方が好都合」と思っていることも。
心身が思うようにならない。
そのこと自体に苦しんでいたとしても、心身が思うようにならないことで手に入れているもの、助けられているものもあるのかもしれません。
そんな時に、セラピストがいくら外から暗示や助言を与えても、あまり効果はありません。
潜在意識が導いてくれるものの深いところにあるメッセージを、自分でしっかりと受け取る必要があるのです。
セラピストにお任せ状態では、もったいない時間になってしまいます。
むやみに怖がらなくても大丈夫。
でも、覚悟は決めてきてくださいね。